江井ヶ島市場
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江井ヶ島漁業協同組合について
江井ヶ島漁業協同組合建物
住 所

住 所

明石市大久保町江井ヶ島418-6

TEL

078-946-1313

FAX

078-947-1635


役職員

代表理事組合長

橋本 幹也

理事

5名

監事

3名

職員

4名


組合員数

正組合員

76人

准組合員

32人

合計

108人


組合について
 

 道沿いに植えられた「パームツリー」が南国気分を演出する江井ヶ島海水浴場。その西側に位置する江井ヶ島漁港は、東大寺の大仏造立に尽力した行基が開いたといわれる歴史ある港です。この辺りの海岸は、浸食により露出した古代地層の断崖が続き、屏風のように見えることから「屏風ヶ浦海岸」と呼ばれています。昭和24年、江井ヶ島漁業協同組合はこの海岸の名前を取り、屏風ヶ浦漁業協同組合という名前でスタートしました。
 江井ヶ島の主な漁業は、80〜90%の組合員が携わるノリ養殖です。江井ヶ島は地形的にもノリ養殖に適しているため、ここで育つノリには深い味わいがあります。ノリ養殖が本格化したのは昭和43年のことですが、そのきかっけは、昭和38年にまでさかのぼります。昭和37年の暮れから38年の1月にかけて発生した北陸大寒波の影響により、低温に弱いマダコが全滅したのです。

漁協横にある行基大菩薩の碑
漁協横にある行基大菩薩の碑
   それまでタコ漁が中心だった江井ヶ島では、これを機にタコ漁と並ぶもうひとつの漁業の柱を作るべく、取り組みを始めました。それがノリ養殖だったというわけです。努力の甲斐あって今ではすっかり江井ヶ島の中心的漁業となったノリ養殖ですが、若い組合員を中心に「ノリ研究会」が作られるなど、日々おいしいノリを食卓にお届けするための研究を続けています。この情熱こそ、江井ヶ島のおいしいノリの秘密といえるかもしれませんね。
 ノリ養殖の行われない初夏〜秋にかけては漁船漁業が行われています。底引き網漁と刺し網漁によってスズキ、タイ、タコ、カレイ類などを獲っています。しかし、近年、これらの魚が少なくなっています。乱獲など、いろいろな原因が考えられますが、そのひとつに藻場が少なくなったことが挙げられます。昔はたくさんいたにも関わらず、その姿を見かけなくなったものにモンゴウイカやアサリなどがあります。これらは、アマモなどの藻に卵を産みつけるため、その産卵場がなくなったことで数が減ったと考えられるのです。危機感を募らせた江井ヶ島漁業協同組合では、海水浴場に少しだけ残る自然の藻場を人工的に増やそうと、4〜5年前からアマモの種を買い付けて、藻場の育成を行ってきました。初めはほんの一画で実験的に行っていましたが、2001年11月17日、アマモの種を植え付けた10×30cmの大きな「播種シート」を海底におろし、本格的に取り組みを始めました。現在も毎月アマモの種の発芽状況を確認していますが、成果は徐々に現れており、アマモは着実に増えてきています。産卵場ができたことで、一度は全く見かけなくなった魚や貝などを再び目にすることも増えてきました。  
 
アマモの育成
アマモの育成

 アマモの育成だけでなく、タコ壷に入った子持ちダコはすべて組合で買い取り、海へ再放流しています。また、稚魚育成場を作る目的で兵庫県が設置している禁漁区に組合員が入った場合は、1週間の沖止めという重い罰則を定め、その取り組みに協力しています。
このように、現在だけでなく、未来の海の姿を見据えた試みを行うためには、組合員の強固なチームワークが必要です。このチームワークを作るため、江井ヶ島漁業協同組合では、普通の組合が1年に1回行う総会を、毎月開催しています。このため、組合の方針は組合員一人ひとりに行き渡り、全員が同じ目標に向かって行動することができるのです。この鉄壁のチームワークで、今後もかつての豊かな海を取り戻すための活動が続いていくでしょう。

 
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